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オープンな野球チーム「Sea Point野球部」

オープンな野球チーム「Sea Point野球部」

いばやベースボールマガジン編集長の竹谷です。

当媒体では、「野球の純粋なおもしろさ」であったり、「なぜ野球をするのか」ということから、野球をやる人「野球人」の個人的な物語だったり、パーソナリティ的な部分にも光を当てたいと考えています。

そうであれば、まずは自分のことをひたすらオープンにすることから始めていきたいと思います。

今後、熱心に取り組みたい活動があるので、自分のことを交えて語ってみたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。

今回は、海の家「SeaPoint」から誕生した草野球チーム「SeaPoint野球部」について。

Sea Point野球部とは

2018年、野球シーズン到来とともにスタートした、新潟市を拠点に活動する草野球サークルです。

基本的には隔週・水曜日の20:00〜21:30に新潟市中央区「西海岸少年野球場」に集まって、練習を行なっています。

参加資格は無し。「誰でも、いつでも入ってOK!野球場での偶然の交流も楽しみながら、各々のレベルに合わせて進めて、その集合体の結果がこの野球部」ということを掲げています。

社会人がほとんどですが、学生や、ときには小学生も参加しています。

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海の家からはじまるベースボール・チーム

(SeaPoint公式サイトより)

新潟県新潟市中央区には「関屋浜」というビーチが広がっており、夏になると大勢の海水浴客で賑わう、人気スポットである。

その一角にある海の家「SeaPoint」は、一風変わった店だ。

海の家であるとともに「コワーキングスペース」でもある。

コワーキングスペースというのは、直訳すると「協働空間」。

ひとりで仕事をしてもいいし、打ち合わせを行ってもいい。

フリーランス(自営業)を中心に、実に様々な業種の方が出入りしている。

たまたま隣に座った方が、よく話してみるとデザイナーだったりして、その場で仕事につながっていく…などということもあり得る。直接的に仕事につながらなかったとしても、他の業界の方の話というのは、聞くだけで勉強になったりする。

かくいう私もフリーランスで、こうしたコワーキングスペースにお世話になりながら、日々を生き抜いている。

いつも窓際の席を使わせてもらっている。関屋浜は海との距離が近いので本当に目の前が海である。Wi_fiやコンセント、プリンターなどのオフィス機能も完備されていて、快適な環境で仕事ができる

昭和から連綿と受け継がれる“古き良き日本”的な響きのある「海の家」と、最先端の「コワーキングスペース」が両立していることがそもそも面白いし、SeaPointという場所に漂う自由な雰囲気が好きで、月に何度か利用させていただいている。

目指すはオープンな野球部

「竹谷さん、オープンな野球部って良くないっすか?ここ(Sea Point)みたいな感じで!」

3ヶ月ほど前だっただろうか。仕事でSeaPointを使わせていただいた際に、代表の「すーさん」こと鈴木博之さんが声をかけてくれて、野球の話になった。鈴木さんはSeaPoint野球部の創設者であり、部長も務めている。そして、自身もバリバリの野球経験者である。

鈴木さんが以前から「野球部をつくりたいんだよね」という話をしていたのは知っていたが、突っ込んだ話をしたことはほとんどなかった。

この時、ごく短時間だったが、野球についていろいろと話をした中で、急速に距離が縮まった感じがした。

その中で、ひとつの印象的なフレーズが鈴木さんの口から飛び出した。

「オープンな野球部」というフレーズだ。

私は、直感的に「それだ!」と思った。

シンプルにいうと「誰にでも開かれている」野球部だ。

誰が参加してもいい。

「やってる?」「あいよ!」

のれんをめくって居酒屋の大将に話しかけるみたいな軽いノリで、誰でも参加ができる。

サード(三塁手)がいなければ、「俺、入りますよ」というような軽い参加スタイルで、

「そこに行けば野球ができて、よくわからないけど楽しい」

そんな野球部がつくれたら、おもしろいんじゃないかーー

直感的に、そのようなことを思って、気がつけば鈴木さんにワーワーキャーキャーと想いをぶつけていた。

そして、その場で私のキャプテン就任が決定した。

空気感をパックしたい

「ちょっと待ってくれ。それじゃあ普通の草野球チームやんけ!」と思ったあなたは鋭い。その通りだ。

しかし、何事かを始めるにあたっては、唯一性、ユニークさが必要になってくると思う。

SeaPoint自体が、「外に開かれたオープンな空間」になっていて、自然な化学反応をもたらしてくれる場所なのではないか?と、勝手ながら思っている。

SeaPointに行くと、誰かしらおもしろい人に出会う。出会うことができる。「あそこに行けば、何かが起こりそう」というワクワク感もある。

ある日の夕焼け

環境もとても素晴らしい。まさに海の目の前に立地していて、日本海や佐渡に沈む夕日を眺めながら仕事をする…などということが可能だ。

素敵な場所なので、集う人たちもきっと素敵な人たちなのではないか。と思っている。

近頃私は、何かを始めるにあたっては「空気感をパックすること」が大切なんじゃないか。ということを思うようになった。

であれば、素敵な場所だと思うSeaPointの良いポイントがパックされた野球部って、素敵なチームになるんじゃないか。

誰でも、いつでも。集合体がこの野球部

他のチームとの掛け持ちをしてもいい。そういう意味の「オープンさ」もあるといいのかな、と思う。

私自身も、武者修行(ときに道場破り)と称して様々な草野球チームに顔を出させていただいていて、自分の野球経験に少しでも広がりができるようになればなどと考えながら、野球を楽しんでいる(…といえば聞こえはいいが、単純に落ち着かないだけである)。

一方で、戻る場所というか、一息つく場所があるといいなあ、と思っていたので、SeaPoint野球部では、私個人の経験を反映させたいとも思っている。

また、これは野望なのだが、「野球をする場所がなくなっちゃった人たち」に楽しく野球ができる場所を提供したい、一緒に作り上げていきたいという想いもある。これはむちゃくちゃ長くなりそうなので、別の記事に譲りたいと思う。

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参加者の中には、まったく野球経験がないという方もいた。でも、未経験とはいえ、野球場にたどり着いたからには、何らかのストーリーがあるはずだ。勇気を出して、エイヤっと参加した方もいるかもしれない。

生きている世界もまったく異なる人たちが、野球を通じてつながっていく…。

そうすることで、予期せぬ広がりをみせるのではないか。

ひいては、野球の純粋なおもしろさを探求できるのではないか。

そうなれば単純に面白いと思う。

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